「子どもと笑顔で過ごすためのプログラム」は、

2015年より、養育者支援プログラムとして実施しております。

 

このプログラムでは、交流分析に基づいた心の仕組みや「子ども適応論」の理解によって、子どもとのより良い接し方を学び、母性・父性の役割では、子どもの成長過程に沿った関わり方やしつけについて学びます。

 

また、子どもとの暮らしの中では、さまざまな出来事から、不快な感情を子どもにぶつけてしまいそうになる場面があります。不快な感情をコントロールする方法「感情処理法」を理論と実践で身につけます。

 

 

子どもの笑顔は、大人を和ませ、癒し、励ましてくれることがあります。

子どもの笑顔を大人が守るためにではなく、学びを通して、子どもと自然に笑顔で過ごしている。そんな時間が増えるようなプログラムを作りました。子どもに関わるすべての人を対象としています。

 

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開発者ご挨拶


私たちはカウンセラーとして、カウンセリング臨床に携わっています。

多くの虐待加害者の面談から私たちは知りました。虐待加害者といわれる親たちが、心の奥でもがき苦しんでいることを。

 

暴力や暴言の後、後悔し自分を責め、感情をコントロールしようとしては失敗に終わっています。苦しんでいる自覚がある無しにかかわらず、みんな本当はもがき苦しんでいます。私たちは、彼らが暴力や暴言の加害から抜け出し、自分を責めることなく楽になり笑顔になっていく支援をしてきました。

 

このプログラムは、彼らが虐待加害から脱出し、子どもと笑顔で過ごすまでのカウンセリングプロセスを基に作成しました。このプログラムは、虐待加害行為の矯正を目的としたものですが、真に実現したいのはそれではありません。加害者自身が苦しみから解放され、幸せになるためのものです。

 

私たちは、自分が楽になり、幸せになると、決して虐待加害は起きないと信じています。まず、自分が幸せになってください。

貪欲に幸せを目指し、幸せを求めてください。自分が幸せになると、子どもも、家族も、かかわる人たちがみな幸せになります。参加者から幸せが広がっていくように、笑顔が広がっていくように、そういう願いを込めて、このプログラムをお届けします。

 

プログラム開発者:倉成央(博士(学術)、臨床心理士)

お知らせ


◆R2.10   千葉市習い事応援キャンペーンに登録/お申込み終了いたしました。

◆R1.6   NHK(Eテレ)で、虐待について考える番組が放送されました。
      ウワサ保護シリーズ・虐待を防ぐには① 親も助けてほしい

◆H30.1.4  RISTEX「養育者支援により虐待を低減するシステムの構築」プロジェクトの養育者(親)プログラムとして紹介されています。

◆H29.12.3 日本子ども虐待防止学会第23回学術集会ちば大会にて一般演題(口頭)発表をしました。

                       演題名:感情に焦点をあてた虐待防止プログラムの効果に関する検討ー子どもと笑顔で過ごすためのプログラム(O-21)